言水制作室内外

言水ヘリオの日記

オルタナ美術 ショーケース展[一般参加]40名募集


昨年から「オルタナ美術部」という部活に参加しています。
これは、以前、世田谷区の経堂で「appel」というブックショップ・カフェ・ギャラリーをやっていたTattakaこと高橋辰夫さんが発起人です。私も誘っていただき、オルタナ???という言葉がよくわからないながら、なにかおもしろそうで、まずは飲み会に顔を出し、その後も折々に集まって酒を飲んだりして、そろそろ1年がたとうとしています。

そのオルタナ美術部で、6月25日から7月5日までの会期で、「オルタナ美術 ショーケース展」を開催します。この展覧会の運営など実務作業に関わるメンバー15名を[同人参加]として、他に[一般参加]の方を40名募集します。下に詳しいことを記しておきますので、ぜひご覧いただき、参加をご検討ください! (参加の受付は4月10日(金)からとなります)


オルタナ美術部は、「オルタナ美術 ショーケース展」を開催いたします。部員、展示参加者、来場者と、「今可能な『美術』とは何か」ということを、素直に考え、実行し、議論する。そのような場を目指します。仲間による[同人参加]の他、いまだ出会わない新たな表現との出会いの場ともなるよう[一般参加]を募集します。

展覧会名/オルタナ美術 ショーケース展 ─今可能な「美術」とは何だろう─
会期/2009年6月25日(木)〜7月5日(日)
時間/11:00〜18:00
会場/CCAAアートプラザ・ランプ坂ギャラリー ランプ1、2
   東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
   TEL 03-3359-3413
http://www009.upp.so-net.ne.jp/ccaa/index.html
交通/東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」下車徒歩5分、都営地下鉄新宿線「曙橋」下車徒歩7分
会期中無休、入場無料
企画者/Tattaka a.k.a. 高橋辰夫


[同人参加]15名
安藤真理子 / 絵描き
加藤哲 / インスタレーション作家
黒嶋亮子 / 美術家
後藤日向子 / 創作家
言水へリオ / 出版業
齋藤祐平 / 造形作家
佐藤小百合 / 日本画
Tattaka / 文人美術家
タニダリョーコ / イラストレータ
團良子 / 彫刻家
原田企画 / 漫画家、画家
平丸陽子 / 美術家
藤田知里 / 日本画
三浦謙樹 / 表現者
安永哲郎 / 音


オルタナ美術 ショーケース展 関連イベント

Reception / レセプション
日時:6月25日(木) 19:00〜21:00
料金:無料
DJ:Tattaka、言水へリオ、安永哲郎
ミニパフォーマンス:原田企画


Live Showcase / ライヴ・ショーケース
・POPな音から聴いたことのない音まで。耳を澄ます日
日時:7月2日(木) 19:00〜21:00
料金:1,500円(ドリンク別)
パフォーマンス:DJ Codomo、齋藤祐平+河野円、HELLL


出演者プロフィール
DJ Codomo
Cornelius「PM」への参加、Kiiiiiii「AL&BUM」プロデュースなどの音楽活動の他、Buffalo DaughterのPV制作やVJユニット「onnacodomo」といった映像分野でも活動している。

河野円
神奈川県生まれ。2000年にベースを手にしたことから始まり、2003年美学校サウンド/アート表現クラスの受講を機にサンプラー・ピックアップ・テープレコーダーなどを使った演奏に取り組むようになる。現在は主に、空のテープレコーダーを使用している。

HELLL
ポスト音響派的なアプローチをみせる"純粋バンド"。メンバーは「the medium necks」の飛田左起代、「minamo」「VOIMA」の安永哲郎、「Irving Klaw Trio」「Hochenkeit」のジェイソン・ファンク、ジェフ・フッチィロ、そして 「asuna」こと嵐直之の5人。


Live & Symposium / ライブと座談会
・参加メンバーによるライブと座談会です。座談会では会場からの飛び入りも歓迎します
日時:7月5日(日)ライヴ:13:00〜14:30 トーク:15:00〜17:00
料金:ライブ:\500 トーク:無料
ライヴ:重機(タニダリョーコ+浅野正博)、HAKONE(Tattaka+安永哲郎)
座談会:「今、可能な美術とは?」
出演:出展作家ほぼ全員+飛入りゲスト?


出演者プロフィール
重機
重機は浅野とタニダによるノイズユニットです
手のひらサイズの電子工作楽器"重機"を使ってライブをおこないます。

HAKONE
安永哲郎とTattakaによる音と映像のユニット。


・本展では上の関連イベントのほかにも、作家によるパフォーマンスなど、「美術」を愉しむための立体的な催しを予定しています。


オルタナ美術 ショーケース展」について
オルタナ美術 ショーケース展」は、「オルタナ美術部」を発案したTattakaの企画に共感した、偶発的な仲間による友愛と信頼で結ばれた展示。

仲間による[同人参加]の他、いまだ出会わない新たな表現との出会いの場ともなるよう[一般参加]を設けます。また、関連したさまざまなイベントも開かれます。

この展示を機にさまざまな考えが触発され、来るべき「オルタナティブな美術」が、やがて拡散し偏在する作家の活動の中から明らかになることを願います。(オルタナ美術部発起人:Tattaka)


オルタナ美術部とは
2008年6月30日、東京都世田谷区経堂にあったギャラリー・カフェ&ブックス「appel」(2006年10月閉店)に集っていた人を中心に、ときおり開かれていた呑会をきっかけに部活として発足。発起人は「appel」運営者のひとりTattakaこと高橋辰夫

美術を巡るさまざまな約束ごとをいったん忘れ、「美術」という言葉が持つ甘美な響きを思い出し、「今可能な『美術』とは何だろう」ということを考え、実践する場として出現しました。

趣味ではなく「美術の趣味性」に光を当て、美術か美術でないのか、その境界に可能性を求めるさまざまな個人が集っています。メンバーは固定されておらず、今は知らなくとも潜在的に考えを同じくする人はみな部員と思っています。


CCAAアートプラザ・ランプ坂ギャラリーについて
本展会場となる「ランプ坂ギャラリー」は、70年間使用されていた旧新宿区立四谷第四小学校(幼稚園併設)校舎の幼稚園保育室をほぼそのままの状態で活かし、NPO法人 市民の芸術活動推進委員会(CCAA)により運営されているギャラリーです。

同フロアには、視覚障害者のための展示室「手でみるギャラリー」が併設され、菅木志雄、海老塚耕一、三澤憲司といった著名作家の作品も常時展示されています。

とても懐かしい「図工室」もあります。


最新情報、「オルタナ美術部」発起人へのインタビュー、一般参加について、などなど
「オルタナ美術部ホームページ」ご覧ください
http://www5.pf-x.net/~alternartclub/


という内容です。


[一般参加]については、ホームページにもありますが、ここにも書いておきます。ご覧ください。
申し込みは、オルタナ美術部ホームページからになります。


ふるってご参加ください!


オルタナ美術 ショーケース展[一般参加]について
応募期間:4月10日(金)〜5月31日(日)
定員:40名(応募期間中定員に達した場合、その時点で締めきります)
参加料:1,000円(搬入時支払い、現金のみ)


規定
・サイズ:巾580ミリ×高さ450ミリ×厚さ100ミリ(平面もしくは半立体)

・屋内壁面に設置可能な作品(クギ打ち可/転落の可能性のないもの)
(設置は各作家自身でお願いします。簡単な工具はお貸しできますがクギ等設置に必要なものはご準備ください)

・作品は他の作品に著しい影響を及ぼすものは避けてください。

・音や匂い、光などの出るものは事前に相談ください。電気も使用の際は内蔵でお願いします。

・搬入:6/23(火)、6/24(水)10時〜21時
・搬出:7/5(日)18時〜21時

・当日、本人(もしくは代理の方)によって直接搬入出していただきます。
(ただし、記入済み着払い伝票と、誰にでも可能な梱包準備をしていただければ宅配便での返却も可。一般的な宅配便に限るので、作品の汚破損の保証はできません)

・販売については出品者と買い手の間で行うものとします。

オルタナ美術部ホームページより、応募フォームを利用して参加お申し込みください


 オルタナ美術部ホームページ(4月8日午後9時現在テスト公開中ですが、進んでください)
 http://www5.pf-x.net/~alternartclub/