2022年3月14日（月）
来訪者がありドア越しに応対すると、
KDDIがなんだ、Wi-Fiの速度がなんだ、とか言ってる。
そんなに簡単にドアは開けないよ。
茎を数ミリ切り戻した結果、
黄色のチューリップは活動を再開し、
ピンクのチューリップは静止したまま。
溝口健二監督の『西鶴一代女』を見る。
3月15日（火）
表参道のMUSÉE Fにて
髙柳恵里
、
外苑前のTOKI Art Spaceにて
海のトレース 菅野泰史
など見る。
クラシックの批評誌『Mercure des Arts』Vol.78（2022年3月15日）に、
2月に見た展示、
池内晶子 あるいは、地のちからをあつめて
のことを記した「三つ目の日記（2022年2月）が掲載。
http://mercuredesarts.com/2022/03/14/third_diary_february-kotomiz/
3月16日（水）
「眠り」が離してくれなくて、
なかなか帰ってこれなかった。
「眠り」は内にも外にもいて、
内のは物語を量産し続け、
外のは耳をふさぐ。
夜、動画を視聴していたら地震。
数分後再度地震。
花瓶を流しに移し、
覚悟をする。
書類が崩れた程度で止んだのでラジオをつける。
しばらく落ち着かない。
余震と体の揺れの区別がつかない。
宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』を見る。
3月17日（木）
よこ＞たて
3月18日（金）
紅茶のティーバッグをマグカップに。
熱湯を注いで待つ間、パソコン作業をする。
2時間後、紅茶は冷たくなっていた。
ティーバッグを、取り出して捨てる。
冷えた紅茶でケーキを流し込み、入浴する。
エミール・クストリッツァ監督の
『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』を見る。
3月19日（土）
なかなか目が覚めず、夕方近くに起きる。
ドクメンタの映像を見に行く。
濡れた傘で本の表紙が膨らむ。
チューリップはどちらも活動をやめたらしい。
3月20日（日）
文字を入力すると違う文字が表示される。
部屋の展示替えをする。
深夜部屋が揺れたのでネットで地震情報を調べると
地震は起こっていなかった。
