言水制作室内外

言水ヘリオの日記

2016年9月19日(月)〜9月25日(日)

2016年9月19日(月)
雨が降っている。
外に出るのが面倒くさい。
それでも夕方、
コンビニに買い物に行った。
少し風が出てきたみたい。
また台風が来ている。



9月20日(火)
来月、鼻の手術をする予定があり、
直前の診察のため病院に行った。
内視鏡で鼻の奥を見てもらうと、
よくなってる、とのこと。
手術はしなくてよくなった。
ほっとしたのと、
本当によくなってるのかという不安と、
入り交じっているが、なんにせよ
しばらく様子を見ようという気持ち。



9月21日(水)
仕事終わり、一駅違う駅で降り歩く。
住宅街で道に迷うが、方向はあっていて、
無事家に着く。
途中、哲学者の家がある。
自分はその人の著作は読んだことがなく、
多分今後も読むことはないだろうと思う。



9月22日(木)
出かけようと思って目覚ましをかけて寝たが、
起きれなかった。
雨も降っていることだし家で過ごすことに。
夜、半袖でちょっとおもてに出てみたら寒かった。



9月23日(金)
去年はさんまを1匹しか食べられなかった。
今年はもっと食べたいと思い、
今日2匹目を食べる。
さんまはさばかずに丸ごと焼いて食べられるのが
手軽でいい。



9月24日(土)
横須賀美術館へ「川田祐子 千年の翠」を見に行く。
電車を降りると、海の匂い。海辺沿いをバスに乗る。
十数年前に見たはずの作品や、ネットでしか見たことのないわりと最近のもの。
油彩の絵には、まぶしさで目覚め、目の中に光が充満してぼやけて見える景色のような、
あるいは、光だけを残して消えてしまった実体の、その光だけ抽出したような、
そんな印象を得る。
企画展「女性を描く」や、
収蔵品展示では大好きな海老原喜之助の絵も見ることができた。
美術館を出ると高い空から飛行機の音ととんびのさえずり。
目前の海には貨物船が見える。
帰りの電車の窓の外はもう暗かった。



9月25日(日)
浦和の楽風で「笠貫彬文展」を見る。
ひとつの部屋は木板に漆喰と岩絵の具で描かれた、
もうひとつの部屋は砂絵で描かれた、どちらもライオンの絵。
ギャラリーを出て、1階の喫茶室にてお茶とお菓子でくつろぐ。
その後、うらわ美術館にて「コレクション 福田尚代―言葉の在り処、その存在」。
本、色鉛筆を用いた作品と、回文の本のページ。
異なる視点があらわになって、驚異とともに作品を前にする。
「コレクション特別展 未来の発見の仕方:フルクサスの場合」。
「何でもアートになり、誰でもアートを行うことが出来る」という言葉を反芻する。
展示の最後にパフォーマンスの映像が流れていて、しばらくそれを見る。
帰路、家電量販店で電子レンジを購入。