言水制作室内外

言水ヘリオの日記

2017年10月2日(月)〜10月8日(日)

2017年10月2日(月)
Xレイ・スペックスの『X光線と発泡スチロール』を聴く。
1980年頃の日本の音楽を思い出す。
ランシド…And Out Come the Wolves を聴く。
モヒカンのパンクスがうずくまるジャケットから重たい音楽を想起していたが、
以外と軽快に感じた。歌詞など考えればその印象からは離れていくのかもしれない。
ボブ・ディランHighway 61 Revisited を聴く。
高校生の時に入手した Bob Dylan’s Greatest Hits というベスト盤しか
聴いたことがなかった。古い曲でも新鮮に聴こえる。
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『暴動』を聴く。
聴きたいと思っていた音楽。何度か繰り返して聴く。



10月3日(火)
コンビニでビビンバを買ったつもりでいたらクッパだった。
汁ごはんである。
コンビニのこの手の汁はゼラチンで固められている。
チンすると溶けるわけだが、ゼリー液を飲んでいる気がしてすこし抵抗がある。



10月4日(水)
ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーの『チープ・スリル』を聴く。
ジャニス・ジョプリンがボーカル。ジャニス・ジョプリンの音源を初めて聴く。
調べると、驚いたことに今日が命日のようだ。



10月5日(木)
きのうジャニス・ジョプリンの歌を聴いて心動かされることがなかったので、
もう音楽を聴いてもしかたないのか、とすこし思い始めていたところで、
デイヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』を聴いたところ、とてもよかった。
自分の感受性の脈はまだすこし残っているように思えた。
さっそく図書館で、ボウイの他のアルバムを予約した。



10月6日(金)
仕事を終えて外に出ると雨が降っていた。
コンビニでとんかつ弁当とレトルトカレーを買って、
カツカレーにして食べる。
明日も雨のようだし、一日音楽を聴いていよう。



10月7日(土)
雨が止んだので、展覧会を見に出かける。
武蔵野市立吉祥寺美術館の「コンサベーション_ピース ここからむこうへ」。
part Aは青野文昭展。
吉祥寺近辺で入手した家具、自転車その他もろもろのものを「なおす」作品。
なおす、と言っても、使えるように直すこととは逆の方向というか、
たとえばタンスと自転車が合体して靴がぶっ刺さっていてそこから人が立っている、
というような状態。
今回自分は、あえて手の入れられていない部分に目が行った。
11月には仙台でも展示が行われるそうである。
part Bは、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]による
「はな子のいる風景:イメージを(ひっ)くりかえす」。
象のはな子と撮った記念写真と、その写真を撮影した日の飼育日誌で構成された記録集を
設置されたスペースで読む、というもの。
どの写真を見てもそこにいるはな子。保管された個々の写真としていたるところに存在するはな子。そして
本としてひとつところへ集まったはな子。
自分にははな子の写真も思い出もないことがちょっと切なかった。
久しぶりに来た吉祥寺の街の既知の店などをいくつか確認しながら駅に向かい夕方帰宅する。



10月8日(日)
5日に、David Bowieのカタカナ表記を入力しようとして、
「デイヴィッド・ボウイ」としたが、気になって検索すると、
デヴィッド・ボウイ」の表記が圧倒的多数だった。
別に多数にしたがうこともないと思い、前者の表記のままとした。
そんなことがふと気になった。