言水制作室内外

言水ヘリオの日記

2021年12月13日(月)〜12月19日(日)

2021年12月13日(月)
高層ビルの屋上に設置されている
アンテナが、
昆虫の触覚のような俊敏さで大きく動き、
電波をキャッチあるいは発信している。
アンテナの奥はスーパーの搬入口になっている。
室内でしゃぼん玉を飛ばす行為に関しての是非が
問われている気配を感じる。


12月14日(火)
大阪にいいアパートを見つける。
だが、その物件はショッピングモール内の店舗でもあり、
不特定多数の人が出入りするため、他を探すことに。
スマホで検索しようとするが、文字を入力して
変換するとまったく別の語が現れ、表示された
ページはゲーム画面になってしまう。
しかたなく地図を見て探す。
目は知らぬ間に、細長く島へと繋がる半島部を追っている。
不毛の地。両端は海に囲まれ、草も生えていない。


12月15日(水)
自分的には早めの時間に起きたのででかけるか迷う。
メールの文面を考えていたら1時間過ぎたので家にいることにする。
近所の図書館だけ行くことにして、CDを借りてくる。
花屋の店内をガラス越しに覗く。ほのかな光が暖色に満ちている。
帰宅してハイドン弦楽四重奏曲を聞いて、
モーツァルト弦楽四重奏曲に似ているような気がして調べたがわからなかった。
深夜、イングマール・ベルイマン監督の『不良少女モニカ』を見る。
クラシックの批評誌『Mercure des Arts』Vol.75(2021年12月15日)に、
11月に見た展示のことを記し寄稿した「11月の3つ目の日記」が掲載。
http://mercuredesarts.com/2021/12/14/3rd-diary-in-november-kotomiz/


12月16日(木)
壊れたミニコンポを買い換えることを
もうずっと考えていて、ネットで探したりいろいろしていた。
満足のいく製品がみつからず、
だったらアンプを買って有線接続すればいいか、
など考えているうち、いまあるやつが、
壊れてはいても、繋げれば音出るんじゃねえかと気づいて、
試しにウォークマンを繋いだら鳴った。
どうしていままで気がつかなかったのか。
ホン・サンス監督の『正しい日 間違えた日』を見る。


12月17日(金)
ギャラリーで展示を見ていると、カメラマンが来て、作品の撮影が始まることがある。
そういう場面に遭遇すると、見る気が失せてしまうのだが、心が狭いだろうか。
今日はコーヒーを4杯飲んだ。
ひき肉のカレー、芹のみそ汁をつくる。
購入したヨーグルトを落下させてしまい、
開けたらぐちゃぐちゃになっていた。
カール・テオドア・ドライヤーの映画を見に行く日を決める。
前歯の差し歯が抜けてしまい、着ていたパーカーのポケットの中に落ちたので、
拾ってはめ直したら元に戻った。


12月18日(土)
歯医者に行くと混んでいて約1か月先の予約となる。
瞎驢庵で本を買い、世界堂で紙を買い忘れて帰宅。
アンドレイ・タルコフスキー監督の『僕の村は戦場だった』を見る。

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12月19日(日)
コンビニに、半額になっているものを買いに行く。
今日は食パンが半額になっていた。
近々参加するイベントの準備をして朝になる。
たまごを3つゆでる。