言水制作室内外

言水ヘリオの日記

2017年6月26日(月)〜7月2日(日)

2017年6月26日(月)
電子レンジで冷凍したごはんを温めていたら、
時間が来てもレンジのブオーンという音が止まらなくなってしまった。
取り消しボタンを押してもダメなので、仕方なくコンセントを抜く。
取扱説明書を読むがわからず、ネットで製品のサポートのページを見る。
すると、加熱されたレンジ本体の温度を下げるためファンが回っているとのこと。
コンセントを抜いてはいけないと書いてある。
これからは慌てず待とうと思ったが、この症状が発動したら誰もがコンセントを抜くだろう。
おしろいばなが咲き始めた。
白い花びらにピンク色の線や点が混ざっている。



6月27日(火)
仕事が終わって、松屋で食事する。
ポテサラセットの券を買い席に着く。
ポスターに表示されている価格と支払った金額が違う。
確かめてみると、ポテサラセットにさらにポテトサラダを追加してしまっていた。
まあいいか、と思い待っている。来た。
ポテトサラダが一つしかない。
店員さんを呼んで半券を見せ、
「ポテサラセットの他に、ポテトサラダを追加で注文しているんですけど」と言う。
食べなくていいものを追加してさらに催促までしている始末。
なんでこんなことになってしまったのだろう。
ポテトサラダ大好きな人みたいではないか。



6月28日(水)
ピザポテトの販売が始まったので買ってみた。
これまで食べたことがなかった。
というよりもその存在を知らなかった。
懐かしいお菓子として、ハートチップルがある。
高校生の時、下校しながらよく食べた。
これは近所では売っていない。



6月29日(木)
「ヴォルス――路上から宇宙へ」を見に行く。
京成佐倉へ。電車内のアナウンスが「次は佐倉」だったし、
ホームでの表示が「さくら」だったので、JRの佐倉駅と間違えたのか?
と思いちょっとあせる。駅を出ると「京成佐倉駅」と書かれていた。
離れた場所に佐倉駅もあるのだしまぎらわしい。
バスでDIC川村記念美術館に到着。
まずレストランで食事する。
パスタを食べる。
テレビなどでときどき目にするような、無理すれば一口で食えるくらいの少ない量が盛られている。
こジャレとるなーと思いながら食べる。
しばらくすると「申し訳ありません、半分の量をつくってしまいまして」と言って
さっきと同じ量のパスタがもう一皿運ばれてきた。
なぜかわからないが、半量だけ皿に盛った状態のものを出してしまったということらしい。
一皿分を食べて、もう一皿食べる。テープルの上にはパスタの皿が2枚並んでいる。
不思議な体験をした後、美術館に入る。
展示を見る前にトイレに行く。
便器の足元がおしっこでびしょ濡れになっている。
この時点で、この美術館大丈夫か、という気持ちになってしまった。
展示室に入る。
展示の意図する順番に進みたいが、しばらくして順路がわからなくなる。
水彩と版画と油彩が同居する空間からあちこちへ通路が伸びていて
どう進めばいいかわからない。見終えて振り返ると、めちゃめちゃな順番で見ていた。
それと、作品は横に並んでいるのに、作品のキャプションは縦に並べられていて、
どの作品にどのキャプションが対応しているのかわからない。途中からキャプションを見るのはやめてしまった。
さらに、
・所蔵者の所に「横浜 美術館」と横浜の後に1文字分白い紙が貼られているのは
 多分「横浜市美術館」などと誤表記してしまったのを隠したのだろうが、所蔵者に失礼だし、
 作り直せばよかったのでは
・キャプションで、作品名とサブタイトルをつなぐ横棒が「おんびき」になっていたり、
 その逆で、大きな文字で壁に直接印字された文中でおんびきが横長の棒になっていたり
など、他にもあるが、誰か気付かないかなと思わざるをえなかった。
気持ちを奮い立たせて作品を見る。
ヴォルスの作品をまとめて見るのは初めてで貴重な体験。
今回、とある方からなぜか招待券が送られてきて、
さらに別の方からいただいた便りにこの展覧会のことが書かれてあり、
自分がここに来たのは偶然ではないと思っている。
美術館内のショップでおみやげを購入。宅配をお願いする。
親切に手続きをしていただき救われた気分。
常設を見ていると、閉館15分前の音楽が流れ始めた。
前から見たかったマーク・ロスコの絵の前を急いで通り過ぎて外に出る。
片道約3時間、文句が多くなってしまったが楽しい小旅行であった。
展示の最後に年表があって、そこに「トリスタン・ツアラ」と書かれていた。
ボッシュがボスに、クラナッハクラーナハになったように、
ツァラもツアラに変わったかと、帰宅して確認するためにネットで検索するが、ヒット数が極端に少ない。
誤表記だろう。



6月30日(金)
寝巻きがだんだん擦り切れてきて、穴だらけになってしまった。
小さな穴と穴がつながって大きな穴になる。
もう新しいのを買おう。



7月1日(土)
梅雨の陽気。
あじさいの花が終わってきた。
コンクリートの上にはえている苔の緑色が鮮やかだ。



7月2日(日)
都議選の投票に行く。
蒸し蒸ししていて汗が出る。
帰宅してエアコンの除湿を入れる。