言水制作室内外

言水ヘリオの日記

2017年7月24日(月)〜7月30日(日)

2017年7月24日(月)
家でそばをゆでてよく食べる。
そばつゆはスーパーで買ったものを使っているが、
好みの味のつゆがなかなか見つからない。
ねぎやみょうがなどの薬味を入れてごまかして食べている。
『喜劇 男は愛嬌』(1970年、森崎東監督)を見る。



7月25日(火)
スーパーでうなぎを買って食べる。
たまには店のうなぎを味わいたいが、もう何年も行ってない。
その間に、極端に高価なものになってしまった。
贅沢ついでに桃も食べる。



7月26日(水)
ドアを閉めて歩き始めると壁にとまっていたセミが背後を飛んで行った。
雨がやみそうでやまない。
そば屋の店内から窓越しに朝顔の蔓が見える。
もうすぐ8月。完全に夏である。
深夜、『アパッチ』(1954年、ロバート・アルドリッチ監督)を見る。
どんな映画でも最後まで見るが、時間を無駄にした気持ち。



7月27日(木)
代官山と仙台と川崎が交わる道の向こうに大きく深い公園がある。
その手前の洋服屋の前を通る。
かつてこの店でよく買い物をした。
山の中を登っていくと近道だ。
目覚めるとまた違う時間が流れている。



7月28日(金)
「インチ」で開発されたであろうアプリケーションを「ミリ」で使う。
すると、誤差のようなものがあらわれる。
3ミリの文字を均等に30個並べられる箱をつくる。
幅は90ミリでいいはずだが、やってみると、
ある行は30文字並んでいるが、次の行は29文字しかなかったりする。
それを回避するために、箱の幅を90.001ミリにする。
こういうことは本には載っていない。苦肉の策である。



7月29日(土)
「なびす画廊最後の十日展」へ。
銀座1丁目のなびす画廊が今日で閉廊する。
昔、雑誌を始める前、フリーペーパーをつくっていたとき、
展覧会の案内状などと一緒に置かせてもらうようになってからお世話になっている。
雑誌を始めて、展覧会情報を集めていた際に、
「プレスリリース」というものを初めていただいたのもなびす画廊だった。
作品を見て、挨拶をして会場を後にする。
スペースの真ん中には、舟越直木さんの彫刻が展示されていた。
京橋の小諸そばかき揚げそばを食べて、水天宮へ移動。
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで「千一億光年トンネル」を見る。
入場料を払い会場に入ると、トークイベント開催中とのことで、裏口から地下の展示室に案内される。
10分後にはトークは終わるという。展示を20分くらい見て1階に戻ると、
まだ終わっていないので少し待つ。
終わる気配がないのと、1階の展示室には浜口陽三の作品だけがあるとわかったので、会場を出る。
展覧会会場での時間中のトークイベントはよく行われることである。
作品を見れずに帰る人がいるということは知っていてほしい。



7月30日(日)
冷凍の枝豆を食べる。
加工技術が進歩したのか、
これが冷凍とは言われてもわからない。